2013年3月24日日曜日

中国少数民族の染・織・刺繍展

「古布のある暮らし」中国少数民族の染・織・刺繍展が田園都市線青葉台にある中国家具を扱う店「エスニカ」で始まりました。

昨日、初日に早速訪ねてみました。

店内の中国家具のあちらこちらに古刺繍や織物、藍染がセンス良く飾られていて心地よい空間になっています。

その店内を宝物探しをするように、手に取りながら刺繍仲間と何度も行ったり来たり。

一周すると、また新しい発見があったりして、小一時間があっという間に過ぎてしまいました。

織のように細かい貴州省「黄平(ホワンピン)」の苗族の刺繍のち密さにはただただ驚かされるばかり。

年月を隔てて絹の光沢は輝きを増しているようにみえます。

現在もう織れる人はいないのではないかという「苗錦」のおぶい帯。

やはり貴州省の「石坪(シーピン)」地区の頭にかぶるスカーフの、白地に濃い色の糸でさした刺繍は、地が白のためもうほとんど手にはいらないとか。

そんな中、飴色したかごの底のほうから可愛い動物をさした「破線繍」をみつけました。

お聞きすると新しいもののようです。
まだ、苗の人々の中には刺繍を続けている人もいることを知って、ちょっとうれしい気分になりました。

展示会 3月23日(土)~31日(日)(26日は休み)

会場 「エスニカ」045-983-1132 横浜市青葉区桜台25-5桜台ビレッジ1階
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