2014年2月3日月曜日

「中国少数民族衣裳展」

 2014年1月29日(水)から2月26日(水)まで「日中友好会館美術館」で開催されている「中国少数民族衣裳展」に出かけてきました。

 京橋にある「アートスペース繭」のコレクションからの展示の数々。
 中国西南部の苗族、イ族、ヤオ族、海南島のリー族など多種の民族の上着やらスカートが並びます。

 たぶん今はもう作られていないような手の込んだ刺繍を施したもの、藍で染めなおした温かみある風合いの上着、細かい板繭のアップリケ、釘錫繍で埋め尽くされた上着、見応えのある衣裳が多数展示されています。


 出展者でいらっしゃる梅田氏は、日本人であるご自身の目を通しての、またご自身の好みでのコレクションであるということを断っていらっしゃいましたが、どれも各々の少数民族の風土をにおわせる代表的な衣裳だと思いました。

 2月8日(土)まで、アートスペース繭の方でも衣裳展を開催中とのこと。

また。中国民族学専門家で麗澤大学の教授でいらっしゃる金丸良子先生がいらしていて、ごあいさつできたのは、大変幸運なことでした。
 「あちらに行くと、お嬢さんですか、なんて聞かれるんですよ。」と気さくに笑って話してくださるチャーミングな先生。
 大学ではどんな講義をなさるんでしょう。