2013年4月29日月曜日

習作 その1 十字繍(シーズシュウ)

貴州省、貴陽花渓の苗族の刺繍、挑花(ティアオホア)の図柄をさしてみました。
十字型の刺繍、つまりクロスステッチを基本に様々な模様が作られています。
一見普通のクロスステッチにみえるのですが、いわゆるクロスステッチとは技法に大きな違いがあります。
それは裏からさすということ。
これには参りました。
表からさすことに慣れてしまっている私には、少し挑戦してみましたが、とてもとても・・・
苗の人は小さいころから針目の習得の為に練習するそうです。




残念ながら写真の作品は表からさしたものです。
絹糸3色使っています。

雰囲気だけでも表現できれば。

2 件のコメント:

  1. ミャオの十字繍が、裏から刺しているなんて、知りませんでした。
    そうなんですかぁ、改めてびっくりです! 手元のミャオの刺繍を改めて眺めてみなくちゃ(汗)
    それにしても、しゃおさんの刺繍、表から、と言っても、きれいに素敵に刺せていますねぇー♪
    近くにいたら、教えていただけるのに、といつも思います。

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    1. そうですねー。裏からさすということを知った時には、正直全く知らない技法に出くわした!という驚きとショックを受けました。
      挑戦してみましたが、裏からさした時、表にどんな風に柄が出ているか容易にわからないので、しょちゅう確認するはめになってしまうわけです。
      というわけで、十字繍は表からになってしまいました。
      十字型にさすことを「架紗」ともいうようですね。

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